2025.09.17
介護福祉学科1年生が体験した用品は、認知症VR体験、自助具体験、そして介護ロボット体験です。
現在の介護業界でとても大切になってきている。補助技術のサポートと人の温かい心遣いを組み合わせることで、より豊かで質の高い介護が実現できます。
今回体験した内容を説明します。
認知症の方が「どのように世界を捉えているのか」を疑似体験しました。
周りの状況がうまく理解できない感覚に陥ったり、時には、存在しない物が見えたり、動かないものが動いているように感じたりする体験して、認知症の方が日常的に感じている「不安感や恐怖感」を疑似体験しました。
自助具とは、日常生活の動作(食事、着替え、移動など)を自分でできるように工夫された道具です。そして、例えば、握りやすいスプーンやフォーク、ボタンを留めるためのボタンエイド、滑り止めシート、片手で使える調理器具など、介護現場で活用されているものです。「自分でできることが増える」喜びを実感し、生活の質が向上することを学びました
移乗支援ロボットや移動支援ロボット、見守りロボットなど
これらのロボットは、介護者の身体的な負担を大きく軽減します。腰痛予防にもつながることを実感しました。
2050年頃の介護現場は「人(ケアの質)+テクノロジー(自動化・AI・ロボット)+データ駆動ケア」が融合したハイブリッド形態になる見込みです。
今後、私たちが社会の一員として何ができるかを考える貴重な機会となりました。
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